【しつけの基本】お散歩

 

●リーダーウォークは愛犬の安全の為

リーダーウォークとはあなたの横で、あなたの前に出ないようにぴたりと付いて歩くお散歩方法です。リードを長くして、わんこの好きなように歩かせるのは非常に危険な事です。自転車・自動車や子供が飛び出してきたりした場合からの危険回避だったり、拾い食いや他の家の犬とのケンカだったりを防ぐ意味もあります。

step1: 首輪とリードに慣らせておきましょう。仔犬は特におもちゃにしてしまう    ので、おもちゃでない事をしっかり教えておきましょう。

step2: まずは、室内で練習しましょう。犬のいる側の手にフードなどを持っ    て、集中させながら横について歩く練習をします。

step3: step2までが出来たら外で練習です。
   リードの長さはあなたの横に犬が付いて歩ける長さ+α位にしましょう。

step4: 犬が離れようとしたらリードを引いてその瞬間にご褒美を与えます。    徐々にあなたの横にぴったり寄り添えばいいことがある!と学習していき    ます。
    「間違った行動⇒不快⇒引っ張りをやめる⇒ごほうび」
    という一連の流れをワンセットで流れるように行ってください。

step5: 歩く速さやルートを変えてあるいてみましょう。

これを繰り返し行います。ご褒美は徐々に回数を減らしていきましょう。その代わりにしっかりとスキンシップをとって褒めるようにして下さい。犬の集中力は持って10~15分。あまり長時間続けても逆効果になる可能性もあるので注意しましょう。

POINT!
お散歩の時間やルートは決めないようにしましょう。時間が来るとお散歩要求吠えをしたり、ルートが同じだと、愛犬が道を覚えて主導で歩くようになりがちです。

 

注意POINT!
愛犬のお散歩をハンドリングする為のアイテムが沢山あります。その中でも、ハーフチョーク(チョークカラー)と言われる鎖で出来ていて、犬が引っ張ると締まって、犬の首の部分に刺激を与えるものです。効果もありますが、短頭種と言われるパグやフレンチブルドッグなどには不向きです。

●【応用編】

少し出来るようになったら、場所や環境を変えて実践してみましょう。外などでは、色々なものに興味が行く中で、あなたのコマンドをしっかり聞く必要があります。これも繰り返し行っていきましょう。