【しつけの基本】ごはんのあげかた

 

●ご飯の時間を決めない

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犬は習慣性の強い生き物です。ご飯の時間を決めてしまうと愛犬の中で、「そろそろご飯だ!ちょーだい!」と要求吠えの原因になる事もあります。あなたの生活の中でも、少し早目の日もあれば、遅めの日も出てくる事でしょう。そんな生活に愛犬もストレスなく対応するには、時間を決めない方がよいでしょう。

規定量からはじめて、様子を見ましょう

犬によって食べる量はそれぞれ。一般的にあげた分だけ食べてしまう傾向があります。まずは規定量を与えていき、ウンチの状態や、体重を確認しながら、量を決めましょう。

●ご飯の時に唸る子にならないように

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ごはんの時に手を出すと唸ったり噛み付いたりする子がいます。そうならないように、ご飯を与える際に、最初は手から少量与えて、その後、器を持ってあげて、愛犬が「取られない」と認識するように訓練しましょう。勿論、お利口に出来たら褒めて下さい。ただ、あまり構いすぎるとご飯に集中出来なくなってしまうので、最低限出来たら落ち着いて食べさせてあげましょう。

 

●ご飯の後は激しい運動は避けましょう

ごく稀なケースではありますが、満腹になった後、すぐに激しい運動をすると胃捻転の危険の可能性もあります。ご飯の後、すぐに激しい運動は避ける事と、フードのあげ過ぎに注意しましょう。



POINT!

犬は人間と違い味蕾(食物の味を感じ、判断する細胞)の数が圧倒的に少なく、人間の約9000個に対して1/6~1/8と言われています。従って、犬は味よりも匂いで食物を判断します。一般的には嗜好性の強いドッグフードは、犬が好むよう油分が多く匂いが強いように作っているものもあります。油分が強いと酸化も早いので保管には気を付けましょう。